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2012-12

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続・亀田長男vsウーゴ・ルイス戦の予想を見立てる - 2012.12.03 Mon

前回の記事から引き続き、亀田長男vsウーゴルイス戦の予想を見立てていきます。






亀田選手の距離はミドル~クロスレンジ主体の距離がベストか
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ここまで、距離の工面においてはルイス選手の有利要素を多く述べてきましたが、では亀田選手が
どうルイス選手の2段構えの距離を攻略するかにピントを合わせてみます。

亀田選手がルイス選手に制空権を明け渡さないための条件として、後退しすぎない事が挙げられます。

ルイス選手は長身とリーチを活かした打点の遠いパンチに加え強い圧力も発揮できるため、
ルイス選手の圧力に後退し続けてしまっては有効的なパンチを打ち返せない距離からでも
一方的に主導権を握られかねません。

元来、亀田選手のファイトスタイルは待ちを重視したカウンターパンチャーでありますが
待ちを重視しすると圧力を跳ね返せず、コンタクトを持て余してまえば
専門的なショートレンジでのスキルはルイス選手に分があるため、これも有効的ではなく
亀田選手には遠すぎず近すぎずミドル~クロスレンジ主体の繊細な距離調整が重要になると思われます。

身体操作が緩慢なルイス
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これも前回の記事で触れましたが、ルイス選手の基本動作には全体的に粗が多く
(・パンチの動作が固いうえ、打つと上体が流れる・アグレッシブに攻めると上体が浮ついたり足が揃ってしまう等)
動作から次動作に切り替わるまでのタイムラグが大きく、身体操作が非常に緩慢に見えます。
フランシスコ・アルセ戦(初対戦)では2度の不用意なダウンを奪われディフェンス面の不安を露呈しています。



2段構えのスタイルが可能になる事により、攻防の流れが分断しずらく試合の流動性を
保てるため大局的な試合全体のペースはルイス選手が優位に立ちますが
この緩慢な身体操作によって発生する各動作のタイムラグが発生する
局所的な展開においては亀田選手が優位に立つ事になります。

しかし、局所的である以上、試合展開が流動してしまえば、亀田選手の優位性も「一時的」に
消え去ってしまいます。この局所的な場面で可能な限り自分のボクシングをピックアップする事が
亀田選手にとっての最大のキーポイントになりうるかもしれません。

長身選手への対抗スキルを身に付ける
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亀田選手にとってルイス選手ほどの長身ボクサーと試合を行うのは2年前のダニエルディアス戦以来になります。

ディアス戦は身長差の悪影響を回避するため、亀田選手は待ちのボクシングを捨て
自らが前に出るボクシングを実践していましたが、傍目から見るぶんには、粗っぽく
無理に不慣れなボクシングを敢行しているように感じました。

ディアス戦の亀田選手は上体と顎の浮つきを抑える為に姿勢を前傾にしながらパンチを繰り出していましたが
身長の小さい選手は下から上に向かう軌道でパンチを放つ必要があるため、亀田選手は低く構える上半身に対して、抗うよう上に向かってパンチを放たなければならず、この動作が当時の亀田選手にはナチュラルレベルで身に染み付いておらず、それが粗っぽく無理をしているように見えてしまう起因であったと推測します。



そのため、パンチの軌道に対して上半身がつられ上体が浮ついたところを散発的にカウンターを被弾し
上半身を抑えることを意識しすぎてパンチの伸びが損なわれたりと
お世辞にも洗練されたボクシングと言えるスタイルではありませんでした。

ルイス選手はディアス並みの体格に加え、肉体的な強さ自体も大きくディアス選手を上回っており
長身選手に対する、対抗スキルを付け焼刃でなく、専門的なスキルを身につける事が重要です。

*総論*

やはりルイス優勢か

大局的な試合展開で主導権を握りやすい要素があるルイス選手が基本、優勢になります。
大局的な展開で有利になるという事は、向かい合うだけでも潜在的にはルイス選手がペースを握る事になります
(例を挙げると→ジョジョの奇妙な冒険第2部のジョセフvsサンタナ)

亀田選手はルイス選手のオフェンスを捌ききれなくならないよう、距離は離し過ぎず
基本的なスタンスはミドルレンジを主体とし、攻勢に入る場合はルイス選手の距離の遠さを潰し
動作のタイムラグに即座に反応してカウンターを放てるクロスレンジが主体となり、
繊細な距離調整と立ち回りによって局所的に有利な展開を目一杯活用する必要があるでしょう。




2部構成で随分と長ったらしい予想になってしまいましたが、試合を観戦される方に
参考の一部として見ていただければ幸いです

<終>

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久方ぶりの更新・亀田長男vsウーゴ・ルイス戦の予想をで見立てる - 2012.12.03 Mon

試合が実現しただけでもボクシングファン的には衝撃充分
亀田vsルイス戦の試合予想を見立てていきます。







有利要素を多数持つのはルイス、
試合本番において、有利に試合を運べるアドバンテージを多く持つのはルイスではないかと
考えます。

一つはバンタム級離れした体格です。
ルイス選手はバンタム級では非常に長身かつストロークの長さがあり(身長・リーチ共に176cm)
亀田選手とは実に身長で9.5cm リーチは7cmの差が開きます(亀田選手の身長166.5cm リーチ169cm)

ルイス選手のスタイルは好戦的なファイターとして取り上げられがちですが、
体格優位を使ったアウトボクシングでWBA暫定王者決定戦では対戦相手で長谷川穂積選手にも
挑戦経験のあるアルバロぺレス選手をアウトボクシングで主導権を握り
僅差ながらTD勝利を飾った経験もあり、体格差を使ったアウトボクシングと
得意な近距離戦のスキルを活かしたインファイトと2段構えのスタイルも
ルイス選手のスキル次第で活かす事が可能になります



亀田戦でルイス選手が2段構えのスタイルを活かす事が可能か?
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亀田選手の構えは足のスタンスを大きく広げて構える場面が多く、スタンスが広がると
ステップワークを交えた能動的な動作が難く、ディフェンスもステップの比率を抑え、
大部分をブロッキングに頼ったものに依存しています。
この能動性の欠如がルイス選手にとって接近戦に繋げる為のアウトボクシングを可能にさせると要素にも
なりうると考えます。

ka.jpgka1.jpg


ルイス選手はアウトボクシングをこなせるものの、基本的な動作が全体的に緩慢で
ワンツーはモーションを抑えきれてないうえにシャープネスにも欠け、
全体的には粗の多さが目に付き、体格依存のアウトボクシングである事は否めません。

全体的に緩慢な動作はモーションを見破られやすく柔軟なディフェンスを持つ相手に打撃を
コネクトする事は困難になりますが、体格差で圧倒的優位を誇り、能動性に欠ける亀田選手の
ディフェンスであれば有効打を当てるとは言わずとも、ガード越しからでも打撃を当てる事は易くなります。

インファイターは自ら距離を詰めなければならない以上、被弾のリスク上昇が付き纏いますが
ルイス選手は元来インファイターとしての圧力の強さに加えて、体格差優位で距離を遠くに保ち
アウトボクシングで先手を取り試合の主導権を握りつつ接近できる強みで被弾のリスクを
回避できる余地が生まれる事になります。

亀田選手のディフェンス面の甘さに付け込む
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先ほど述べた通り、亀田選手はディフェンスの大半をブロッキングに頼ったものであり
有効的なブロッキングを試合に反映させるためには、ガードの隙間から被弾しないための
グローブの開閉技術と受けた衝撃を殺しきるための肉体的なタフネスが不可欠になりますが
亀田選手はこの両方のスキルに乏しく、非常に危うく感じるブロッキングになってしまっています。

顔面等の慣性の軽い物質に対しては手先を鋭く走らせたキレのあるパンチが有効的と言われますが、
ブロッキングを介すと慣性に重みが増すため、顔面への攻撃であれどフォローを利かせたズシンッとくる
重い質のパンチが有効的になります(鋭い質の攻撃では慣性に弾かれてしまう)

亀田選手のブロッキングは剛体性に欠ける為、ブロック越しにフォローを利かせたパンチを場面場面で
打ち込む事にとって高いストッピング効果やガード越しからでもダメージ与える事により
ディフェンス面での自信を奪う心理面での効果も充分に期待する事が出来ます。

~次記事に続く~

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プロフィール

せー

Author:せー
真の強き者と
塩ボクサーにこそ称賛を。
理解しがたしボクシングの本質と塩の造詣をひも解く。

※ボクシング以外にもMMA・キックボクシングも時折記事で扱います。

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