バーナード・ホプキンス氏、執念を見せつけ王座陥落!

hopkins-dawson-rematch (2)

バーナード・ホプキンス氏、執念を見せつけ王座陥落!


ターバー戦のラストファイト宣言から既に6年。いまだに若手選手と業界にしがみ付き続ける
塩刑執行人.バーナード・ホプキンス氏が成熟のホープ.チャド・ドーソンとの再戦が行われた。
初対戦では若手の心を折るつもりが自らの骨を折られてしまい、今度こそホプキンス氏
危うしという願望を含んだ声が挙がった。

試合はドーソンの手慣れない攻撃性vsホプキンス氏の塩刑執行術という
両者の戦術が噛み合うたびに退屈を誘う異様な熱戦が繰り広げられた。

ホプキンス氏は距離の長いドーソンのパンチを手慣れたパーリングとボディワーク、
お返しの顔芸を披露し若手の精神を摩耗させる試合を展開させつつも、自らの手数を抑え
落とし所は落とす、一見ドーソン有利な場面を立たせ高度なシーソーゲームを披露。

中盤、対抗意識を燃やしたドーソンがやめておけばいいのにアウトボクシングを捨てて
ホプキンス氏お得意の揉み合いで対抗するものの、揉み合いにおいてはホプキンス氏の土俵だ。

ただ若い体力に身を任せて前進するドーソンとは対照的に、
ただ押し込むだけがレスリングじゃないと言わんばかりに
ホプキンス氏が押せばドーソンに押し返され、引けばさらに押し込まれる
押し引きを利かせポイントの落とし所をわきまえたレスリングで
若手のドーソンをコントロール。

終盤にはホプキンス氏の作品の上で踊らされながらも愚直に正面から揉み合い続けた
ドーソンの熱意を讃える、テイクダウンという名の抱擁でキャンバスへ引き倒し
父性の愛を見せつけた。

結局、長きに渡り若手の芽を積み続け業界に深刻な塩害をもたらし続けてきた根源を
撃退したにもかかわらず、ドーソンの将来がちっとも楽しみにならないホプキンス劇場を演じ
敗れてもなおライトヘビー級を混迷に陥れた。

モレノさん、ランニング愛好家をきっちり完封。

モレノさん、ランニング愛好家をきっちり完封。


box_es_moreno2_576.jpg


亀田との塩分きつめに仕上げた防衛戦で印象を残したデビット・デラモラを
人気選手達がひしめくバンタム・Sバンタム界隈で業界への嫌がらせをする機会を
伺うアンセルモ・モレノさんが挑戦者に迎えた一戦が行われた。

試合はボクサーvsランニングという異色の異種競技戦となったこの一戦。
打ち気を見せないランニング愛好家のデラモラがリングをふわふわと駆け回るものの
長期戦には一日の長があるモレノさんには全く歯が立たず。

なんとなしに伸ばしたボディでモレノさんがダウンを奪い、よく鍛え上げられた
全国の塩ファンもKO決着を期待したが、ランニングを邪魔されまいと放たれたデラモラのプッシングに
敏感すぎる危機探知センサーが反応したモレノさんがパンチを一発も貰ってないのに
あっさりとKOチャンスを放棄すると、後は残酷な塩漬けショーが展開された。

ジョー小泉氏が「攻撃力の増したイラリオ・サパタ」と形容する凄そうで全然凄くない
モレノさんの攻勢から解放されたデラモラは狙い通りフリーランニングを遂行
モレノさんはランニングを邪魔しないように遠慮がちに撫でるパンチで
ちゃっかりポイントを稼ぐと、中盤ラウンド、ランニングに疲れたデラモラはあっさり試合放棄。

「ボクサーは走りこむ」という基本理念を世界戦のリング上でも事欠かかず
走りこみに励んだデラモラと、その光景を同じボクサーとして生暖かく見守りつつも
ちゃっかりポイントアウトするモレノさんという、美しきボクサーの姿勢を観客に見せつけ
会場からはこの日一番のブーイングが鳴りやまなかった。

※モレノさんは10度目の防衛に成功
  33勝(12KO)1敗1引分け

アヴリルさん、実力を示し充実の敗戦。

02-Abril_nails_Rios.jpg

リチャード・アブリル(Richard abril

長身・塩化の傾向が著しい昨今のライト級で日陰に隠れ続けていたリチャード・アヴリルさん
しかし階級の流れは長身・塩化の条件をクリアするアヴリルさんを日陰に隠れたまま無視することはなかった。

リオス戦前のインタビュー
「俺のスタイルはメイウェザーとクリチコをミックスしたようなスタイルだ」と語り
破格すぎる2人のボクサーの名を出したアヴリルさんの狂酔が多数の塩ファンに期待と失笑を抱かせた。

試合はアヴリルさんがリスペクトするクリチコに敬意払い
強打と呼ぶにはクリチコに申し訳なさすぎるほどの強打がリオスを支配。
苦し紛れに組みつきながら手を出すリオスの散発的なパンチを、メイウェザーをリスペクトする
クリンチワークとL字ブロックで遮断。1ポイントも献上する気は一切無し、
糖分に対する反骨心むき出しのボクシングでアヴリルさんの勝利が予想されたものの
塩ボクサーに対する業界と一般世論の風当たりの厳しさを証明するインチキ判定負けを喫した。

2試合連続のウェイトオーバー、再計量でなぜかリバウンドと言う愚行を犯し
試合と勝負に負け業界と一般世論に助けられたリオスの商品価値の下落は避けられず、
試合にも勝負にも勝ち、業界と一般世論に負けたアヴリルさんはスター不在となる
ライト級どころか転級する選手にまで大きな傷跡を残した。

相次ぐ選手の流動でスター不在となった混迷のライト級に
関係者・ファンの心配が懸念される事であろう。

久方ぶりの塩観戦記纏め

亀田長男、秘蔵の下位ランカーを引っ張り出し判定勝ち

20120405p2g00m0sp068000p_size5.jpg

指名戦を回避し続け、そろそろ目ぼしい下位ランカーが枯渇気味なり始めたかと
思われたが、裏街道を突っ走り続ける亀田プロに抜かりはなく、
永遠の下位ランカー「ノルディー・マナカネ」を引っ張り出し、潤沢なカードの豊富さと
そんな相手にもしっかり苦闘するといういつも通りの亀田クオリティを見せつけた。

亀田は試合の数週間前にデキ結を発表。決定力に欠ける試合とは裏腹にアチラの方の決定力を示すと
新婚の惚気たスウィートな発言を連発し、中途半端な甘みが加わったためか、中途半端な塩っ気漂う
ボクシングを中和してしまい、塩と呼ぶにはお粗末な無味無臭のボクシングを披露。

試合中に拳を骨折した事を口実に、さらに強敵を回避し続けるのではないかと
ファン・関係者は眉をひそめている。

山中慎介、塩開眼を果たしダルチニャンを完封

91375020-japans-yamanaka.jpg

同階級王者の亀田と明暗のコントラストを際立たせる試合となった、山中の初防衛戦。

試合前の「クリンチを多用する」発言に普段の砂糖ボクサーっぷりからの脱却を図り
徹底して勝ちを取りにいく姿勢に全国150人から成る塩ファンが密かな期待を湧きつつ見守る事となったが
かの有名なダルチニャンを塩開眼目覚ましいアウトボックスで完封し、国内では慢性的な人材不足を抱え込む
塩業界に一筋の光を差し込んだ。

試合内容はワイルドに突っ込んでくるダルチニャンをこれでもかという山中のスリッピングアウェーと
捉えさせる気ゼロの足運びで日本人離れしたハイレベルな鬼ごっこを披露したと思いきや
逃げ場の詰まったロープ際では覆いかぶさるクリンチで体勢を入れ替えるなど、
塩ボクサー転向初戦とは思えぬ完成度の高い塩テクニックを見せつけ
試合終盤、もはや鬼ごっこにどうでもよくなってきたダルチを察した山中がジャブで
貴重なポイントをもぎ取り、最終ラウンドをほぼ流すという、塩ボクシングの総本山ドイツで見慣れた光景を
日本のリングでやってのけ、塩ファンの心を最初から最後まで掴み放さなかった。

いやらしい塩ファイトの前に小中差のポイントが届かずに世界戦に散った数々の日本人ボクサー達の
無念を代弁するごとく、ダルチニャン相手に終始、嫌がらせを続けた山中を「さん」付けで呼ぶ日も
そう遠くないであろう。

塩観戦記.クリチコ兄貫禄の判定勝利

519155575.jpg

弟ウラジミールと共にヘビー級の階級流動をすっぱりと止め、しょっぱい格差階級を作り上げた
兄ビタリクリチコが、イギリスの成長株・デレック・チソラを防衛戦に迎えた。

「ビタリを8RKO勝ちで下してやる!」
「最後にリングで泣き叫ぶのはビタリのクソ野郎だ!」
公開計量でビンタをかますなど、チソラの大口とパフォーマンスが激しさを増すにつれ
ウラジミール挑戦前の先輩・デビッドヘイと姿が被ったが
それは試合結果まで被ってしまう非情な現実となった。

試合開始直前、リングの塩分濃度を抑えるつもりだったのか
チソラがセコンドに就く弟ウラジミールの顔面に水を吹きかけたものの特に効果はなく、
試合はチソラのしぶといスモーキンスタイルでビタリの懐に再三詰めたものの
おぼつかない足運びから繰り出される前捌きでチソラの攻撃を早々に無効化。
結局攻め手を見出せないチソラの顔面に右の打ち下ろしをヒットさせ続け
グダグダな闘牛の末ビタリが大差判定で勝利を収めた。

試合後のインタビューでは「チソラはボクサーとしてはリスペクトするけど人間としては尊敬できないね」と
兄弟からチクリ。クリチコの塩分に高血圧気味になったか、とどめは試合後の会見で乱闘を起こすなど
ボクサー・スポーツマンとしても商品価値の暴落は避けられないだろう。

結局、見所は試合の前後という、いつも通りのクオリティを見せつけ
ファン・関係者に「来年には衰えてる」という指摘をされてから既に久しく、
まだまだアンチエイジングを嫌な形で体現させられそうである。

塩ニュース

デビッド・デラモーラがモレノさんに王座挑戦
http://www.boxingscene.com/chemito-moreno-face-de-la-mora-next-bout--49539(Boxingscene.com)

DavidMoritaDeLaMora-BB300NF1_1_1.jpg

亀田長男との試合が記憶に新しいデラモーラが今や塩ボクシング界の象徴になりつつある
アンセルモ・モレノさんの次期挑戦者として王座挑戦することが分かった。

亀田長男と塩分きつめに仕上げられた試合を演じたデラモーラだが、ここはモレノさんが
塩の奥深さとは何たるかを見せつけるかに焦点が集まるところであろう。

亀田長男、インドネシア最強の男を挑戦者に迎える
http://www.sanspo.com/fight/news/120208/fgb1202081734000-n1.htm(サンケイスポーツ)
Nouldy.jpg

すっかり4ヶ月に一回の風物詩と化し驚きすら感じなくなってきた亀田の指名戦回避に、今回も
ファンの「あぁ、やっぱりか」という声が聞こえてきそうな永遠の下位ランカー・マナカネを挑戦者に迎える模様。

日本人初の3階級制覇王者vsインドネシア最強の挑戦者というアングルだけは興味を誘うこの興行のセミに
どちらがメインなのか分からない清水xテーパリット戦を据えるなど、ガラガラになった横浜アリーナで
メインを務め、箱物行政の無駄遣いと批判の対象に晒されるのではないかと、ファンの失笑を買いそうである。

内山高志、塩ファンにサヨナラを告げるWBA年間KO賞。

uchiyama-solis (3)

「あのスタイルにパンチ力が無ければ塩」と、やや憐憫な理由で度々塩ファンに名前を挙げられていた内山高志が
塩ファンの淡い期待を完全に打ち砕くWBA年間KO賞を受賞した
http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20120212-902569.html(日刊スポーツ)

去年の大晦日、右手の負傷で10カ月のブランクを作り、拳の負傷から成るスタイルの塩化が
懸念されたものの、皮肉にも療養中に鍛えた左のブローが終始冴えわたり、
最後は、内山高志に向けた塩ボクシング界への誘いを突き返す
左フックでソリスの顔面と塩ファンの期待を打ちぬく結果となり、
長期間寝かされた拳は味わいが増すどころか、塩抜きの期間になってしまった。

元々無謀であった人材確保は当たり前のように泡沫の夢と消え去り、
新たな塩ボクサー発掘へと乗り出す必要がある。
プロフィール

せー

Author:せー
真の強き者と
塩ボクサーにこそ称賛を。
理解しがたしボクシングの本質と
塩の造詣をひも解く。

※ボクシング以外にもMMA・キックボクシングも時折記事で扱います。

最新記事
最新コメント
PSNprofiles
tuita-

Powered by ついめ〜じ
月別アーカイブ
コミュニティ
カテゴリ
リンク